2014年6月24日火曜日

やじ〜少子化問題

火消しが試みられているやじ問題だが、これが何かの議論の切っ掛けになりやしないかと、不安:期待=9:1くらいで見ている。

少子化問題に関しては、そもそも誰もが子供が増えて解決するなんて思っていないだろう。この現状は数十年前から連なる不作為によるものであって、昨日今日の思いつきで一気に解決するはずがない。当たり前の話だが、今日始めた政策で増やせるのはこれから生まれてくる子供であって、突然10歳20歳の人間を増やすことはできないのだ。数十年間辛抱強く子供が増えるような手を打ち続けて、ようやく解決するかもしれない問題なのだ。そんな長い目で見たプランを、一体誰が考えて誰が実行できようか。うん、無理ゲーだ。

子供が減ると現状の様々な社会システムが成立しなくなることは、5秒も考えればどんな馬鹿でも分かるもの。にも関わらず、多くの人間が社会の維持存続より自身の生活を優先させて来たのは、我が身を削ってまで社会の維持存続を願っていないということなのだろう。そこのところを直視して、誰もが子々孫々に引き継いでもらいたいと思う社会に改めなければ、子供を増やす方向の解決は不可能だと思う。

…で、やっぱり不可能だと思っているから、粛々と子供がいない未来に備えているわけだが。

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