2015年2月17日火曜日

子供の話は大体他人事

http://www.saitama-np.co.jp/news/2015/02/17/03.html
http://www.huffingtonpost.jp/2015/02/15/tokorozawa-referendum_n_6686700.html

以前コメントした所沢の住民投票の結果が出ていた。

結果としては賛成56921票、反対30047票と65.5%が賛成したものの、そもそも投票率が31.54%と低かったため、全有権者に対する賛成票の比率は20.6%。結局、「多数票が投票資格者の3分の1以上」というラインには届かなかった。

ここで、ふと気になったので、所沢の人口ピラミッドをググってみたところ、2010年のデータはこんなことになっていた。年齢階級別の有権者数の比率を計算してみると、こんな感じ。

年齢 男性 女性 合計 比率
100歳以上 9 71 80 0.03%
95~99歳 93 409 502 0.18%
90~94歳 466 1434 1900 0.68%
85~89歳 1394 2870 4264 1.52%
80~84歳 3432 4811 8243 2.94%
75~79歳 6363 6861 13224 4.71%
70~74歳 9017 9410 18427 6.56%
65~69歳 11518 12255 23773 8.47%
60~64歳 13145 14062 27207 9.69%
55~59歳 11005 11462 22467 8.00%
50~54歳 9880 9630 19510 6.95%
45~49歳 11643 10807 22450 8.00%
40~44歳 13426 12302 25728 9.17%
35~39歳 14788 13796 28584 10.18%
30~34歳 12328 11391 23719 8.45%
25~29歳 10609 10282 20891 7.44%
20~24歳 10016 9717 19733 7.03%
合計 139132 141570 280702 100.00%

30歳から49歳を合わせた比率が35.8%だから、31.54%という投票率は、まさに我が子の問題である層が意思を示した一方、そうでない人たちの関心はあまり集められなかったのかもしれない。また、所沢といっても広いから、騒音問題とは無縁な地域もあるだろうし。

まあ、気ままな独り身である自分も、待機児童なんてどうでもいいからゴミ収集日を増やしてくれとか書いてるからなぁ。当たり前の話だけど、子供が減るほど子供絡みの利害関係者も減るわけで、より一層どうでもいい問題になっていくのだろう。

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