2015年5月30日土曜日

地震

また地震だ。

今週は月曜日にも大きめの地震があって、あのときは職場中のスマホがピーピー警報を鳴らしていたのだけれど、今晩の地震では全く反応がなかった。

Google災害情報を見てみると、震源地は地図上で見てもかなり遠い。ざっと見ても本州まで700〜800kmくらいありそうだ。そして、気象庁の緊急地震速報のしくみのページにある、地震観測点の図を見てみると、さすがに人が住んでいない海にはほとんど観測点がない。いくら技術の進歩と観測の積み重ねで「少ない観測点のデータから震源やマグニチュードを迅速かつ精度良く推定」できるようになったと言っても、ただ小笠原が揺れただけでは、さすがに震源地の方角も深さも分かるまい。また、今回は震源が約590kmと非常に深かったので、最も近い小笠原ですら震源から600km以上離れていたわけだ。地層とか岩盤とか細かい話に目をつむれば、小笠原が揺れた時点で既に、地震の波が本州方面にも600kmくらい進んでいてもおかしくない。地球の丸さを無視して、ざっくり800kmと600kmの辺で直角を挟む三角形を描いてみると、斜辺は1000km。小笠原が揺れただけで何の推定もできない時点で、地震の波は本州の地表まで残り400kmくらいまで迫っていたんじゃないか。で、推定するにはもうちょっとデータが欲しいと思っているうちに広範囲が揺れてしまった、と。

あまりに単純化しすぎた素人の想像なので、正確な話を知っている人がいたら聞きたい。

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